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2018

プレーの言語化③ 守備の原理原則

守備においての認知の必要性

今回は守備における認知について話していこうと思います。

認知、認知としつこいようですが、これから必ずサッカー界に流行すると言われています。(現状、トップリーグではかなり前から当たり前になっているのも事実です。。。)

サッカーの高速化(トランジションの切り替わりが速いサッカー)に伴い現代サッカーではフィジカルの向上が多くみられるようになっています。
より速い選手、より強い選手が求められるサッカーに移行しました。(具体的にリバプールのサネ フィルミーノ サラーの3トップやユナイテッドのルカクなどが上がります)
スピードや高さという物理的な差で局面を有利に展開するサッカーが主流となって来ている中で守備における(認知して判断する)スピードも向上しています。

特に守備に関してはスペースを埋めるポジショニング、いつボールを取りに行くべきか、誰にマークをつくべき等々を同時進行でやらなければいけません。
それを感覚的にやってしまうと組織的な守備が壊滅してしまう可能性が高まります。

だからこそ日本にいて将来海外でプレーしたい人、もっとサッカーが上手くなりたい人には必ず守備における原理原則を知っていてもらいたいと思い記事を書かせていただきました。



守備における原理原則とは何を優先して守らないといけないのか


答えはゴールです


これは当たり前だと思いますが、意外と意識せずに守備をしている選手が多い印象です。
例えば前からプレスを駆けるときにゴールを意識してプレスに行っているでしょうか?とりあえず「前から行け」と言われてプレスにいっていないでしょうか。そういった状態でプレスに行っても意図してボールを奪うことは難しいと思います。さらに言うと90分間プレスを維持し続けて走り続けるのは不可能に近いと思われます。(日本ではそれでも走らせてやらせてしまいますが。。。)
次はどうやって守備をしたらよいか次で紹介しようと思います。


守備においてどのポジションにも絶対に必要な原理原則とは


ゴールから逆算して守備をすること


これまた当たり前の事だとは思いますが、試合中に意識し続けてプレーする事ができる選手は少ないと思います。(Jリーグでも意識できていない選手はたくさんいます
具体的に何を逆算して守らなければいけないのか、それも同時進行で判断しなければいけない事をサッカー選手は知らないといけません。

どのスペースを守らなければいけないのか?

誰をマークしなければいけないのか?

いつボールを奪いに行くのか?

どのパスコースを切らないといけないのか?

誰のカバーリングをしなければいけないのか?

etc....

守備をしている時は最低でもこの5つを同時進行で意識しないといけません。

このような事象を素早く的確に判断するために原理原則を用いています。これらを意識して守備をすることが重要になっていきます。

なぜこのような原理原則が必要なのかというと、認知の判断スピード高めるために考える一定の枠が必要だからです。抽象的な判断基準を設けてしまうと、ピッチからと取り入れる情報が多く、整理できずに判断が遅くなってしまいます。何を認知すべきか考える枠を持つことで判断スピードを上げていきましょう。


ここからは僕の指導しているARFCの課題から原理原則を知っていきましょう。


ARFCの守備認知の課題まず先ほど伝えた原理原則を考えながら、この映像を見てください



1つ目のポイントはボールを失った時の視点

この映像では失った後、ほぼ全員の視点がボールに行っています。これではどこにパスを出せるフリーな敵がいるか分かりません。このようなボールの失い方をしたときは必ずゴールから逆算して自分がパスを出されたくない敵を見つけパスコースを消しましょう。より思考の切り替えが速くできる選手がこれからはさらに必要になってくるでしょう。


2つ目のポイント アプローチの仕方
この場面では、敵が後ろにパスをしたときにその局面はハマっている状態でしたが縦パスを通されています。この局面ではなぜ縦パスを通されてしまったでしょうか?
原理原則を思い出してみましょう。このアプローチに行っている選手は一番どこに出されたくないのかを考えてください。
縦パスを通されてしまった選手のパスコースが一番出されたくないところだったのではないでしょうか。この敵へのパスコースをあらかじめ認知しておくことでコースを切ることができたと思います。なのでアプローチに行く選手は自分の1番出されたくない選手のパスコースを切りながら寄せに行きましょうそのためには失った瞬間に頭を切り替え、敵を認知することを意識することでスムーズに守備に移行できます。

これでゴールから逆算して守備ができるようになれば守備の基礎が完成です!
今回は守備の基礎、優先して何を守らなければいけないのかを伝えさせていただきました。応用編はまた後程、投稿します!


原理原則から見る日本の守備における課題


これからは原理原則を元に個人戦術の時代に変ります(あるJクラブの育成ディレクターが仰っていたことです...)


前提として僕が伝えてきた認知、守備の原理原則はサッカーにおける個人戦術の中の1つです。要するにサッカー選手の基礎のようなものです。
ですが日本の選手(自分も含め)で子供のころからこのような指導を受けてきたでしょうか?(僕は指導者になって初めて知りました。。。)
特に守備に関してはボールの取りどころなどチームの決め事はある程度整備されていますが個人の守備の優先順位や原理原則を教えているチームは数えるほどしかないのではと考えています。
そのような事実や解釈を踏まえて日本では守備の原理原則が浸透していない事が課題だと思っています。

日本代表戦を見ていても、コースを切らずに突撃プレスを駆けている選手がまだまだいます。日本のトップですら、できていない現状から見るに守備や他の原理原則を意識してできる選手がこれからチャンスを掴んでいくと思っています。(個人戦術=原理原則)

実際のところ、海外に挑戦(特にヨーロッパ)をしたいのなら必須です。

なぜならチーム戦術を遂行する上で個人戦術が出来なければ共通認識を持てず話にすらならないからです。
【例えば日本代表ですと井手口選手がスペインで試合に出れなかった理由は語学の影響もありましたが個人戦術の差が大きかったと考えています】

このような現象を含めて、日本の選手は何を身に着けなければいけないか明確ですね。



ARFCでは原理原則を用いてブログでの情報発信や選手のポテンシャルを伸ばしていくことを第一に考え指導をしていきます。

最後に

たくさんある原理原則の中で特に日本は守備に関しては、かなりレベルが低いと感じています。
気合でたくさん走ってプレスを駆け続けることはレベルが上がってくれば簡単にはがされてしまうでしょう。(素走りはサッカーに関係あるのでしょうか?)
日本のなかではそれで良いとは思います。ですがそのレベルで僕は満足するつもりもありません。周りのサッカーがその状態ならむしろ大歓迎ですね!逆にチャンスだと考えています。

僕は共感してくれたサッカーを上手くなりたいプレイヤーを今以上に上手くさせたい、自分で可能性を限ってしまっているプレイヤーにキッカケを与え続けていきたい。
そう思って指導をしていきます。どうぞ、これからも精進していきます。よろしくお願いします!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

読んでいただいて共感してくださった皆さん、今以上にサッカーを上手くなりたい方、志高いメンバーがそろっている環境でプレーしたい方
是非、ARFCでサッカーが「上手くなる感覚 レベルが上がる感覚」を体感してみませんか?



下記に詳細を掲載しました。ご覧ください。

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コーチ:初見海人 

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