Blog

ブログ更新情報


2018

プレーを言語化する①

さて、ブログの更新がだいぶ滞っていました。

ホームページの担当者が今後のこのブログの位置付けをどうすべきか。どう活用していくか、ブログで何を発信していくべきか悩んでいるようです笑


といって悩んでいても時間がもったいないですので、何回かに渡って当チームのコーチを務めている私から、このチームでサッカーのプレー面における大切にしている点や取り組んでいるポイントなどを伝えていきたいなと思っています。


指導者の方や共感してくれる選手が1人でもいてくれたら嬉しい限りです。笑





「認知」


さて、初めて書くテーマについてですが、「認知」としました。

・・・・・


なぜ認知なのか?



ざっくりとしたテーマですが、サッカーにおいて試合の中で『認知→判断→行動』とプレーには大きく分けて、この3つの段階があると個人的に分けています。「行動」というのは、「テクニック」のことでもう少し細かく言うと、「ドリブルやパスのこと」。


周りにこんな選手はいないでしょうか?

とんでもなくドリブルが上手い選手やフィジカル、テクニックが高水準に備わっている。しかし失ってはいけない場面で失ってしまう、敵が3.4人もいるのに突っ込んで取られてしまう選手。

そして、見ている(指導する)側がそのプレーに疑問を抱かないことも日本には多いと感じています。





原因としては、幼いころから「行動」のみを磨き上げる指導スタイルが多かったことが考えられます。そして、せっかく高いレベルのテクニックを育て上げても、パスを受ける前と受けた後の「認知」の指導の質が低いこと、つまり適切な状況で「行動」テクニックを発揮できていないことが課題としてあり、日本が世界に追いつけていない1つの原因としてあると個人的には考えています(あくまで個人の見解ですが笑)。


サッカーは視覚から情報を仕入れて、その中から最善の選択肢を選び行動していくスポーツです。その選択肢が多ければ多いほど成功率の高い判断ができ、それにより良い結果に結びつけられるでしょう。例えば、パスが来る前にボールばかり目で追って気づいたら近くに敵がいたなど、このような初歩的なミスは、大学サッカーでも見受けられます。

これは明らかな育成の課題だと思います。認知に関する指導を受けたことが小学生のときにどのくらいあったでしょうか?

もちろん指導された選手、指導している指導者の方もいるとは思いますが、1996年茨城県生まれの私は経験したことはありません。(むしろめちゃくちゃはしらされていました。笑)



極論を言えば、完璧な認知とボールを止めることができればその人はボールを奪われることはないでしょう。

例えば、後ろから来ている相手に対して認知できいていればボールを隠すことができ、その流れから事前に見つけておいた選手にダイレクトで出せばOKです。もしくは相手がボールを取りに来ているかコースを限定しているか認知していればコースを切っていれば逆のコースにドリブルで運ぶことできます。



誰の例えかというと。。。


イニエスタですね!


Jリーグのプレーを見れば一目瞭然です。


イニエスタの凄いところは、パスでもドリブル(もちろんうまいですが)でもありません。圧倒的な認知の力です。

高いレベルの「認知」による情報収集能力と、経験値から最善の判断をしているためボールをロストしません。「認知」の差が一番の差であり、その結果、Jリーガーとの「判断」の差は如実に表れています。

要するに『認知→判断→行動』のなかで大半を占めるのは「認知」であり、また「認知」を高めることで今持っている技術をより生かすことができると考えます。したがって私はサッカーをプレーする上で「認知」こそが1番大切な要素だと思って、またゴールデンエイジを過ぎてからでも改善できると信じて現在指導をしています。

(もちろん本当はゴールデンエイジで指導し、大人になった時には備わっているようにしたいと思っています。)


ということで。。。






先ほどの「認知」が大切という話を踏まえて、チームのプレー面で大切にしている事を話していきます。


情報収集能力といっても、客観的に目に見えるような要素ではないということ。

これができるようになるには、もう見ていることを具現化して第3者が見ることができる技術を開発してもらうしかありませんね。笑

ではどうやって「認知」という抽象的なプレーを評価することができるでしょうか。

そのような課題を解決するために、ALL ROUNDER F.C.、特にクラブチームのU-22カテゴリーでは取り組んでいることがあります。



それは「プレーの言語化をしてもらうこと」です。



プレーの言語化とは、選手の関わった一連のプレーを言葉にし、なぜそのプレーを選択したのかを説明してもらうことです。


プレーを説明しながら言語化をすることによって選手自身でどこが認知できていて、何が認知できていないかを理解しやすくなります。そうすることで上達のスピードは、指導者から一方的にフィードバックを受けるよりも上がると考えています。


ピッチ外から客観的に見れば簡単な失敗でも、ピッチの中で主観的な視線では別のところから圧力がかかっていて焦ってプレーしてしまった可能性もあります。外で見えている景色とは全く違うということがあるため、そのすり合わせをする意味で効果的です(実際に同じことを共有しているつもりでもイメージが全く違うことはよくあります)。

そのようなことを踏まえて、プレーを言語化することを大切に考えています。


どこに問題があって何が原因なのか瞬時に分かるうえ、選手自身の整理にも繋がりかつ、考えの食い違いを防ぐことができるので「覚えていない、気づいたらなど)の言葉が出てきた時点で認知不足だったことが分かります。


では、ALL ROUNDER.F.Cでの認知に関して良いプレーを振り返ってみましょう。



この映像では『認知→判断→行動』を意識して出来ていることが分かります。


前提として、ALL ROUNDER F.C.特にクラブチームのU22カテゴリーでは、ピッチ全体で幅と深さをとることを意識してやっています。これは、ピッチ上のスペースを広く使えるようにすることでボールポゼッションをしやすくする狙いがあります。

この場面では高い位置で受けることも可能ですが、わざと少し落ちて受けています。


なぜかというと、どこで受けたらより「良い状況で前を向けるか」を意識することが出来ているからです。

この状況では「DFに狙われていてもともとのポジショニングでは、前を向けない」と「判断」したことで、どこで受ければプレッシャーを受けずに前を向けるか考えた結果、少し落ちるという判断をしました。


このようなプレーを選手が、言語化できてプレーできている状態を理想としています。

次回は、この認知をどうやって上達することができるか、話していこうと思います。



ここまで読んで、面白そう!と感じてくれた選手の方、是非一緒にプレーしましょう!

そして共感してくれた指導者の方、是非一緒に一度語りましょう。笑

HP右上のタブ、「体験参加はこちらから」から、もしくは下記からお問い合わせください(一緒に語ってくれる指導者の方はその旨を書いてくれれば体験参加でなくてもOKです)。

URL : https://ar-fc.net/contact
















コメント
名前

内容